2017中京支部総会便り

 3月11日、あの東北関東大震災から6年が経過し、新聞・テレビはその話題一色であった翌日の12日、名古屋地方はウイメンズマラソンの当日、恒例の中京支部の総会が本部から昨年5月就任された善会長の出席を得て開催された。
会長は既に15支部の総会に参加し、今後は出来る限り各支部の総会に参加したいとその意欲には頭が下がる思いであった。

会長の話の中で興味深かったのは、従来の同窓会の在り方で良いのか?新しい同窓会の姿を真剣に考えていること、例えば体育系にみられる先輩・後輩の絆の活用とか、企業における職域での同窓会の活用等を模索して行きたいとのこと。
中々難しいことではあるが、データベース化は近年急速に発展しており、個人情報保護法との絡みは有るものの、今後の展開・活動に期待したい。

支部活動も従来から「4年間北方・響きの学び舎」で学んだという共通の基盤が先輩・後輩の拠り所で、その支部活動に参加して異業種の先輩・後輩と幅広く交流することでビジネス面でのメリットがあったり、精神的な息抜き・心のオアシスとして明日への活力源となることを目指して来た。
永遠の課題であるが、本部と各支部が連携を密にして、本部情報をいかに活用して行くか今後の取り組みに期待したい。

支部活動では発足した若手の若鯱会、近年響きのキャンパスの卒業生がトヨタグループの各企業に毎年就職するようになり、先輩が後輩を誘って若鯱会・総会に参加してくれるという嬉しい兆しが出てきたこと。
ひまわり会の方も世話役が若返り、停滞していた活動も動き始めたこと、三重ブロックの方も、町おこしで有名な伊賀忍者の里での手裏剣大会に参加しようと、三重ブロック長は忍者の姿で総会に登壇、熱弁を奮うというサプライズもあり、今後が楽しみな総会となった。
引き続きの懇親会では、女性部長となった張さん、2歳半の長男と中国から来ているお母さんと参加、可愛いいご子息の仕草に懇親会の場もほぐれ、人気の中心となった。

初参加の平成27年卒トヨタ車体勤務の松田君、28年卒の後輩は今日のウイメンズマラソンのボランテアで来れないが、来年は連れて来るとのこと、そして今年は2名の後輩が入社するので彼らも誘って支部活動に貢献したいと力強い挨拶に善会長も思わずニッコリ、嬉しい自己紹介となった。
トヨタ車体には49年卒の宮廻君がいて、彼も入社40年余り後輩がいなかったが、ここ3年で4名の後輩が入社してくれて嬉しいと、飛び入りでその胸の内を吐露して頂いた。
又、コールユーホニーOBの46年卒新納君、昨年本部総会での現役とOBの合同音楽会で歌われた校歌・逍遥歌のCDを支部長に進呈、全員で拝聴した。
今後の活用が楽しみである。

こうして今年の総会も無事終了、一部の人は恒例の2次会に行き散会となった。

文責 渡部孝治(S37年卒)

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